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オムロン綾部では生産性向上という命題をクリアするために、セル生産へ取り組んできました。
その結果、新商品立上期間1/4、設備投資1/2、省スペース1/3という成果を生み出しました。生産性向上という命題に奔走する多くの製造業のために。
オムロン綾部の『セル生産方式』へのリアルな挑戦をぜひ現場でご見学ください。 |
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セル生産導入のきっかけから導入の流れ、苦労、そして次なるセル生産の展開までを
数々の改善支援を行っているスペシャリスト集団、「オムロン綾部改善推進メンバー」にインタビュー。 |
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Q:日頃はどんなお仕事をされていらっしゃるんですか?
A:綾部工場で生産している変位・画像センサ等の高機能商品の生産技術部門で、新商品立上業務や生産技術戦略立案・実行などの業務を担当させていただいております。 |
Q:セル生産で新商品立上期間、設備投資、レイアウトスペースなどについて成果を上げている と言うことですが、最近のセル生産の取組みを教えてください。
A:セルラインの導入でこれまでの変種変量生産下でのQCD及びフレキシブル性向上について成果がありました。現在も引き続きセルの進化を進めているところです。その中で綾部工場では、主流商品であった単機能のON・OFF センサだけでなく、変位・画像センサ等の高機能センサ比率が事業拡大とともに増加し、さらにお客様の要求に対応した商品をすばやくご提供する為に、カスタマイズ化、多品種少量化が更に進んできております。このような環境変化から、ここ数年で商品の売れ方や、部品の調達の仕方によって、セルの考え方も変えてきております。特に私の担当しています高機能センサはお客様からのあらゆる要求にすばやく対応しないといけない商品や、生産計画そのものが極端に少ない商品もあり、また1 機種あたりの設備投資金額は限られているため、これまで以上の混流化や、設備の更な標準化等が必要となってきています。またセル生産というと組立工程にのみ目がいきがちですが、受注〜生産着手、組立完〜出荷までをトータルでとらえ、部分最適ではなく全体最適を狙った改善を行っています。一般的にはこの考え方を『セル生産システム』とよんでいるところもあります。 |
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Q:高機能商品のセル生産の具体的な取組みを教えていただけますか?
A:これまでの混流化は、シリーズ品での混流がメインでしたが、シリーズ品以外を積極的に混流化する取組みを行っています。先程説明しましたように、1 日当りの生産量が数台のレベルの商品も多く、そのために専用設備や、専用検査機を投資したのでは、稼働率が悪く、製品原価に設備費が重くのってしまう等のムダが生じる為、設備償却ができなくなります。
だからと言って、全て手作業にしてしまった場合、ヒューマンエラーによる品質低下の恐れもありますので、それを解決するためには混流化による適度な自働化がキーと考えています。
このあたりの細かな取組みについては、ぜひ現場を見ながらご説明したいと思います。 |
Q:セル生産システムへの取り組みで、注意されている事とは、何でしょうか?
A:グローバルを視野においた日本での生産の役割や、モノづくりの総合的なレベルの違いで差異化したいと考えています。日本でのモノづくりの強みは日本人の特性や日本独特の風土、例えば日本人の勤勉さ、手先の器用さや、チームワーク力などベースにあると思っています。これによりダイナミックな市場変化、技術変化への対応力が実現できていると考えます。
一例を上げると、綾部工場では朝の清掃を業務委託先社員やオムロン社員が自主的に掃除をしてくれています。このようなよい風土や5Sなどをベースとした高い管理水準の中で、セル生産システムを展開して行きたいと考えています。また、日本人の手先の器用さや技能、チームワークの良さ等をうまく活かした上で、自働化する部分、手作業の部分を切り分けて更にセル生産システムとして進化させたいと思っています。 |
Q:セル生産に取り組んでおられる生産技術者に何かアドバイスを頂けますか?
A:実際様々な企業で扱う商品により、売れ方、商品属性、ライフサイクルなど当然違います。
ですので自社にあった形態のセル生産を構築する必要があります。
しかし、なかなか良いアイデアは浮かんできません。そのため、今行っている形態に拘らず、色んな企業のセル生産を実際に見て、トライして最終的に自社にあったセル生産を構築するのがベストな手法と思います。現在、綾部工場でもこのようなセル生産を行っていますが、初めは教科書通りのもので、やっと自分達なりに応用し使いこなせてきたかと思います。
今後も事業環境の変化があれば、さらにセルは変化していくと思っています。
そのため私としても他社のセル生産に興味があり、常に最新の情報など探しています。面白い事例などあればぜ工場見学会やものづくり出前講座(セミナー)を通して、情報交換したいですね。 |
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オムロン綾部が伝えたい本当の工場見学とは?
改善の仕組み、改善に至るまで、どのような工程で進められるのか。
セル生産導入のきっかけ、実装ノウハウをまずは「ものづくり紹介 DVD」から体感ください。 |
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